アパレル、ネット販売を加速=百貨店不振で活路、限定品も

時事通信社

4月21日(金)17時04分

オンワードホールディングスのネット専用ブランド「トゥー フェイシーズ」のサイト(同社提供)
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オンワードホールディングスのネット専用ブランド「トゥー フェイシーズ」のサイト(同社提供)
 アパレル大手がインターネット販売事業を強化している。主な販路である百貨店での売り上げが減少する中、ネットが新たな顧客を呼び込む成長分野となっている。ネット専用ブランドや限定商品を投入し、購入意欲を喚起しようと躍起だ。

 オンワードホールディングス(HD)は公式サイトを通じ、「23区」など主力ブランドで「Web限定」と明記した商品を販売している。動画配信会社「C Channel」(東京)と連携し、新ブランド「トゥー フェイシーズ」も始めた。

 オンワードHDの2017年2月期のネット売上高は、国内と海外で計150億円となり、前期に比べ26%伸びた。全体の売上高に占める割合も4%から6%に上昇しており、保元道宣社長は「電子商取引(EC)がグループの成長戦略のコアになる」と話す。

 TSIホールディングスでは、傘下の東京スタイル(東京)が3月にネット専用ブランドを立ち上げた。17年2月期にTSIの国内販売に占めるネットの比率は前期の12%から16%に上昇。同社は「実店舗とネットの双方で買う顧客が増えている。顧客のポイントや在庫の情報も一元化した。その効果が表れている」(広報室)と説明する。

 ワールド(神戸市)は16年秋、ポイントサービス会員を対象に自社サイトに在庫のない商品を実店舗から取り寄せる仕組みを導入した。試着希望者には在庫のある実店舗を紹介するなどして、確実に販売につなげる取り組みにも力を入れている。

 【時事通信社】

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