黒田日銀総裁、大規模緩和の副作用注視=地銀、合理化・統合が重要

時事通信社

12月7日(木)17時26分

 黒田東彦日銀総裁は7日、東京都内で行った講演後の質疑で、日銀の大規模金融緩和が地方銀行などの収益を圧迫しているとの見方について、「低金利環境が継続すると、銀行の貸し出し利ざやが縮小し収益に影響を及ぼす」と述べ、緩和の副作用に言及した。

 その上で黒田総裁は「収益の下押しが長期化すると、金融仲介機能が停滞方向に向かうリスクがあることに注意が必要だ」と指摘。今後の政策運営に当たっては、金融システムの安定にも配慮する考えを示した。

 低金利以外の収益悪化要因については「人口や企業数の減少で(地銀の)店舗や従業員に過剰感が生じており、金利競争が激化している」と分析。その上で「経営効率化の観点から店舗配置の合理化や経営統合なども重要だ」と強調した。

 【時事通信社】

経済トピックス







天気予報

天気予報

ランキング

クリックひとつでニュースを表示、便利な拡張機能はこちら ×