聖火リレー、福島でスタート=20年3月26日から4カ月間-東京五輪

時事通信社

7月12日(木)23時58分

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、五輪開会前に全国を巡る聖火リレーを、福島県を出発地に20年3月26日から実施すると発表した。総日数は7月24日の開会式までの121日間で、47都道府県の通過順と日程も決定。12日に開かれた組織委、東京都、政府など関係機関トップによる調整会議で承認した。

 春先でも温暖な沖縄をリレーの出発地とする案もあったが、東日本大震災から10年目の「復興五輪」の開催理念に沿い、避難者が多い福島からスタートすることを決定。組織委の森喜朗会長は調整会議後、「被災した(岩手、宮城、福島の)3県の皆さんの苦難や悲しみは大変なものだったと思う」と配慮を示した。

 聖火は福島をスタート後、寒さが残る季節であることも考慮し南下。中部地方、近畿、四国、九州を通って5月には沖縄で実施する。再び九州に戻って北上し、中国地方や北陸をへて北海道へ。その後は岩手、宮城を通り、7月10日からは東京都でリレー。15日間で島しょを含む全区市町村を巡った後、新国立競技場での開会式でフィナーレを迎える。鹿児島から沖縄への移動などにはフェリーを使い、期間中はリレーを行わない移動日が計7日ある。

 東京以外のリレー日数は被災3県と複数種目を実施する埼玉、千葉、神奈川、静岡が各3日で、他の道府県を各2日とした。具体的なルート案は各都道府県が検討し、年末をめどに組織委に提示。19年夏ごろにルートが発表され、ランナーの選定に入る。

 聖火リレーは国際オリンピック委員会(IOC)によって100日以内でルートを分けない「一筆書き」と定められているが、組織委の要望で日数の緩和が認められた。聖火はギリシャで採火後、リレーに先立って「復興の火」として被災3県で展示する。

 【時事通信社】

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