ブロック塀対策の財源確保=信頼回復へ改革リード-柴山文科相

時事通信社

10月11日(木)19時44分

報道各社のインタビューに答える柴山昌彦文部科学相=11日午後、東京都千代田区
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報道各社のインタビューに答える柴山昌彦文部科学相=11日午後、東京都千代田区
 柴山昌彦文部科学相は11日、時事通信などのインタビューに応じ、学校のブロック塀の撤去・改修や空調の設置を迅速に行うため、補正予算などで十分な財源を確保する考えを示した。文科省幹部が絡んだ贈収賄など不祥事からの信頼回復も改めて誓った。主なやりとりは次の通り。

 -一連の不祥事からどう信頼回復する。

 大きな衝撃を与え、国民の信頼を損なった。調査・検証チームで服務規律の順守状況などを調査中だ。先頭に立ち改革をリードしたい。

 -大学改革をどう進める。

 18歳人口の減少が進む中、各大学が強みを強化することが喫緊の課題だ。自治体を巻き込み、質の改革などを検討してほしい。経営改善が困難な場合、統合や撤退を促す必要もある。私立大については11月末をめどに具体的な考え方を取りまとめ、国立大は今年度中に役割・規模について一定の方向性を出したい。

 -教育無償化への対応は。

 少子化対策の観点から教育にかかる負担軽減は重要だ。消費税率引き上げに伴う財源を活用するには、次期通常国会での法案提出が必要。関係省庁と連携して進める。

 -学校の危険なブロック塀対策や教室への空調設置が喫緊の課題だ。

 迅速に対応するため、18年度補正予算や来年度予算で十分な額を確保する。私立学校の耐震改築の補助は今年度末で終わるため、延長を含め検討したい。

 -基礎研究への支援は。

 本庶佑氏のノーベル賞受賞は、わが国の高い研究水準と基礎科学力に基づくものだったと思う。基礎研究振興への支援は大変重要。科研費などを通じて継続的に行いたい。10年後を見据え、若手を中心とした研究力の強化も図りたい。

 -次世代大型加速器「国際リニアコライダー」を日本に誘致すべきか。

 宇宙創生の謎の解明につながる施設で、大変壮大な計画だ。一方、巨額の投資が必要で国際協力が不可欠だ。日本学術会議での審議を踏まえ、政府として調整を進めたい。

 【時事通信社】

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