EU離脱「延期」を可決、「離脱協定」来週にも3度目採決へ

JNN/TBS

3月15日(金)13時19分

 イギリス議会は14日、EU離脱の延期を支持しました。メイ首相は、EUに延期を要請することにしていて、認められれば今月29日の離脱は先延ばしされます。

 「賛成412、反対202で可決しました」

 「予定通り3月29日に離脱する」と繰り返し言ってきたメイ首相ですが、議会が離脱の延期を支持したことを受け、EUに延期を要請することになりました。

 イギリスが協定なしに離脱する「合意なき離脱」はEU経済にとってもマイナスなので、何らかの条件がついたとしても延期は了承されるだろうとの見方が優勢です。延期の幅について、イギリス政府は、「今月20日までにEU離脱協定が議会承認されれば、国内手続きなどのために6月30日までの延期を求める」としています。

 その議会承認に向けて、メイ首相は来週、これまでに2度否決されている離脱協定を改めて採決にかけますが、ここでまた承認を得られないと、延期の期間は長くならざるをえません。

 「こんな状況がずっと続くようだと、2016年の国民投票の結果がないがしろになるのでは」(EU離脱派)

 EU側には、離脱協定を再交渉する意欲は見られないので、交渉が膠着状態に陥れば、メイ首相の辞任や総選挙で新たな方向性を探らざるをえなくなるというシナリオもありえます。もし、そうなれば、かなりの長さの延期が必要になります。

 その間に、不確実性を嫌う企業のイギリス離れは進むでしょうし、解決策を見つけられない政府や議会に対するイギリス国民の不信感もさらに深まっていくことになるでしょう。(15日11:08) JNN/TBS

国際トピックス







天気予報

天気予報

ランキング

クリックひとつでニュースを表示、便利な拡張機能はこちら ×