「ゲーム感覚だった」=仮想通貨流出で18歳少年-警視庁

時事通信社

3月15日(金)13時48分

 仮想通貨保管サイトから「モナコイン」が不正に引き出された事件で、電子計算機使用詐欺容疑などで書類送検された少年(18)が「ゲームを攻略するような感覚で事件を起こした」と話していることが15日、警視庁への取材で分かった。

 少年は不正入手したモナコインのほぼ全てを海外の口座に隠し、手を付けなかったという。同庁は換金以外の目的があったとみている。

 同庁によると、保管サイト「Monappy(モナッピー)」では「ギフトコード」と呼ばれる英数字を入力するとモナコインが付与される。本来はコード1個につき1回しか送金されないが、少年はコード56個を使い、自分のスマートフォンで約8200回にわたり送金申請を行った。その結果、約640回に上る誤送金を起こさせ、1500万円相当のモナコインを入手したという。

 少年は任意の聴取に、高頻度で申請を繰り返すとシステムが誤作動を起こすことに、以前から気付いていたと供述。「誰も知らない裏技を見つけてしまったような気持ちになった。悪いことだとは分かっていたが、自分の口座の残高が増えていくのが楽しかった」などと話しているという。

 同庁によると、少年は不正に引き出したモナコインをインターネット上の22口座に分散して送金。最終的には個人情報を明かさずに開設できる海外の口座にほとんどを隠していたとされる。

 【時事通信社】

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