【陵侑の日記】結果で恩返しできました=W杯ジャンプ・小林陵侑

時事通信社

3月16日(土)7時24分

W杯ジャンプ男子個人第23戦。小林陵の1回目の飛躍=10日、オスロ
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W杯ジャンプ男子個人第23戦。小林陵の1回目の飛躍=10日、オスロ
 3月10日のワールドカップ(W杯)個人第23戦で5位に入り、今シーズンの総合優勝を決めることができました。これまで支えてくれた両親や所属先の土屋ホームの皆さんのおかげでもあり、感謝しています。結果で恩返しできてうれしいです。24日にスロベニアで行われるW杯最終戦で表彰式があるので、そこで実感が湧いてくるのではと思っています。

 今季はまだ試合が残っているし、まさかこんなに早く決まると思わず、びっくりしました。W杯を転戦して4シーズン目。いろいろな経験を通して勉強できたんじゃないかなと思います。

 総合優勝を決めた後、ホテルに帰ると土屋ホームの兼任監督であるノリさん(葛西紀明)に抱擁され、「おめでとう」と言ってもらいました。ご褒美には日本食をくれました。そのままでも食べられるうなぎです。まだ食べていませんが(笑)。日本のメディアにも、たくさん取り上げていただきました。これを機に、ジャンプ競技の面白さや難しさを知ってもらえるとうれしいです。

 これからも強い選手がどんどん出てくると思いますし、追い越したり追い越されたりの試合になってくると思います。今のまま満足するのではなく、変わり続けなければいけないと感じています。

 W杯総合優勝が決まった時、日本時間では3月11日(未明)になっていました。8年前、東日本大震災が起きた日です。当時、僕は新潟で開催されていた大会に出るために遠征中で、地震が起きたのは試合が終わり、実家のある岩手に帰ろうとしていた時でした。めちゃくちゃ揺れて「何だろう」と思って、その後にお土産屋さんでテレビを見て驚きました。津波が家をのみ込んでいる映像が流れていたんです。最初、その映像が本物だとは思えませんでした。

 今の僕ができることは、いいジャンプをすること。競技を通していろいろな方を元気づけたいし、力になっていればうれしいです。

 【時事通信社】

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