ヒョウから獲物横取り=チンパンジーで初観察-京大

時事通信社

4月16日(火)10時23分

ヒョウが狩ったとみられるブルーダイカー(中央)を食べるチンパンジー=2016年11月15日、タンザニア西部のマハレ山塊国立公園(中村美知夫京都大准教授提供)
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ヒョウが狩ったとみられるブルーダイカー(中央)を食べるチンパンジー=2016年11月15日、タンザニア西部のマハレ山塊国立公園(中村美知夫京都大准教授提供)
 ヒョウが仕留めた直後とみられる獲物をチンパンジーが食べるのを世界で初めて観察したと、京都大の中村美知夫准教授らのグループが発表した。人類が肉食獣を追い払って獲物を横取りする「対峙(たいじ)的死肉食」の起源が従来の説よりさかのぼる可能性があるという。論文が16日、米科学誌の電子版に掲載された。

 グループは2016年11月、アフリカ東部タンザニアにあるマハレ山塊国立公園の森林地域で、チンパンジーの群れがレイヨウの仲間の死体を樹上に引き上げ食べる様子を5時間半ほど観察した。

 死体の喉にヒョウとみられる牙の痕があり出血していたほか、ヒョウが近くで2回目撃され、チンパンジーが警戒する声を出していた。このため、グループはヒョウの獲物を奪ったと判断したという。

 【時事通信社】

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