中3自殺、いじめが要因=再調査委が報告書-神戸

時事通信社

4月16日(火)12時28分

 2016年10月に神戸市立中学校3年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、市の再調査委員会が16日、いじめが自殺の要因だったとする報告書をまとめ、市に提出した。

 報告書では、女子生徒が中1から中3までに同級生らから受けた、無視やインターネット上での非難などの行為をいじめと認定。女子生徒は孤立化し、誰に相談しても無意味だと絶望感を抱き、自殺に至ったと指摘した。

 また、女子生徒への嫌がらせについて、教職員が誰一人としていじめと認識せず、深刻化したと分析。「3年間寄り添える教師が1人でもいたら、命は救えた可能性がある」とした。

 女子生徒は市内の川で自殺。市教育委員会の第三者委員会が17年にまとめた報告書は、いじめを認定したが、自殺の直接的な要因とはしなかった。これに対し、遺族は「調査が不十分」と再調査を求めていた。

 問題をめぐっては、生徒らが書いたいじめに関するメモを、当時の首席指導主事らが隠蔽(いんぺい)していたことが判明。同主事は3カ月の停職処分を受けた。再調査委は「メモの内容をたいしたことではないと考えていた。遺族や生徒の思いが非常に軽く扱われている」などと批判した。

 【時事通信社】

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