はやぶさ2、降下を中止=目印は投下せず-JAXA

時事通信社

5月16日(木)13時38分

人工クレーター着陸に向けた調査のため、小惑星「りゅうぐう」に向け降下する探査機「はやぶさ2」が撮影したりゅうぐう表面の写真。高度は約60メートル。左にはやぶさ2の影が映っている=16日(JAXA提供)
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人工クレーター着陸に向けた調査のため、小惑星「りゅうぐう」に向け降下する探査機「はやぶさ2」が撮影したりゅうぐう表面の写真。高度は約60メートル。左にはやぶさ2の影が映っている=16日(JAXA提供)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、探査機「はやぶさ2」が行っていた小惑星「りゅうぐう」への降下観測を中止したと発表した。高度約50メートルではやぶさ2自身が降下を取りやめ、上昇に転じた。はやぶさ2の状態は正常という。

 計画では、はやぶさ2は人工クレーター付近への着陸に向け、高度約10メートルまで降下した後、着陸の目印となるターゲットマーカーを投下する予定だったが、投下はされなかった。

 はやぶさ2はレーザー高度計などで高度を測りながら自律的に降下を続けていたが、何らかの異常を検知し、降下を中止したという。

 はやぶさ2は今年4月、衝突装置(インパクター)で金属の塊を撃ち込み、りゅうぐうの赤道付近に直径10メートル規模の人工クレーターをつくることに成功。6月下旬以降、クレーター内やその付近に着陸し、地下から噴出した物質の採取を計画している。

 【時事通信社】

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