二審も590億円賠償命令=旧経営陣3人、オリンパス粉飾-東京高裁

時事通信社

5月16日(木)19時46分

 オリンパスの粉飾決算事件で、同社と個人株主が旧経営陣に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が16日、東京高裁であった。阿部潤裁判長は菊川剛元社長(78)ら計3人に対し、総額約594億円を同社に支払うよう命じた。一審はこの3人と、死亡した旧経営陣の遺族らに約590億円の賠償を命じていた。

 阿部裁判長は、菊川元社長と森久志元副社長(62)ら刑事事件で有罪が確定した3人について、注意義務違反などを認定。賠償額に、事件で同社が支払った罰金を加算するなどした。

 一方、故人を含む歴代元社長2人については、粉飾決算への関与がなかったなどと判断。遺族らへの支払い命令を取り消した。

 二審判決などによると、同社は財テク失敗で抱えた巨額の含み損を海外投資ファンドに移すなどして隠し、有価証券報告書に虚偽記載した。

 【時事通信社】

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