東京都が対策“9割補助”へ、高齢者の“踏み間違い”事故相次ぎ

JNN/TBS

7月12日(金)20時23分

 高齢ドライバーによる事故が相次いでいることを受け、東京都がアクセルとブレーキの踏み間違い防止対策に乗り出しました。

 全国で相次ぐアクセルとブレーキの踏み間違いが原因とみられる交通事故。警視庁によりますと、過去5年間に東京都内ではこうした踏み間違いで起きた死亡重傷事故が35件起きていて、その6割の運転者が70歳以上の高齢者だったということです。この実態を受け、12日、東京都が対策を発表しました。

 「都内在住、令和元年度中に70歳以上になる高齢運転者の方が1割の負担で装置の設置ができるように補助を行うものであります」(小池百合子都知事)

 東京都はアクセルとブレーキを踏み間違えた際に急発進を防ぐ装置などについて、70歳以上を対象として、今月31日からおよそ1年間、設置費用の9割を補助すると発表しました。

 東京都によりますと、補助の対象となるのは都が指定した7つの事業者あわせて357店舗で扱われている装置。補助を受けるためには、31日以降、各店舗で「運転する車に取り付けが可能か」など相談し、申し込む必要があります。

 「停車時もしくは徐行時(10キロ未満)、そういった走行状態のときにブレーキを踏もうと思って間違ってアクセルを踏む、特に急ブレーキを踏む力でアクセルをガツンと踏んで急発進をしてしまうようなときに、急発進をしないという抑制する装置となっています」(オートバックスセブン IR広報部 鈴木政和氏)

 こうした装置は相次ぐ事故を受け、問い合わせが急増し、すでに品薄の状態。場合によっては2か月半、取り付けを待たなくてはならないといいます。

 東京都が今回の取り組みにかける予算はおよそ8億5000万円。小池都知事は「高齢者には安全な運転を続けるため、補助制度を利用するか、この際、免許を返納するかよく考えて判断してほしい」としています。(12日19:00) JNN/TBS

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