李首相、自由貿易推進で決意=対米摩擦「誠意ある交渉」-財界訪中団会談

時事通信社

9月11日(水)22時09分

11日、中国・北京の釣魚台迎賓館で中国の李克強首相(中央)と会談する日中経済協会の宗岡正二会長(左)
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11日、中国・北京の釣魚台迎賓館で中国の李克強首相(中央)と会談する日中経済協会の宗岡正二会長(左)
 【北京時事】経済界のトップらで構成する日中経済協会(会長・宗岡正二日本製鉄相談役)の訪中団は11日、北京で李克強首相と会談した。李氏は「グローバル化は社会発展の必然的な道だ」と強調し、自由貿易推進への決意を表明。米中貿易摩擦については「誠意をもって交渉し、解決の道を探る」と述べた。

 李首相との会談は3年連続。李氏は「世界経済には不安定な要素があり、下振れ圧力に直面している」と指摘。その上で「主要な二つの経済大国である日中の協力強化は世界経済の成長と安定に資する」と経済協力の深化に意欲を示した。

 宗岡会長は長期化する米中対立に懸念を示した上で「交渉による問題解決を期待する」と強調。自由貿易体制の維持・強化のため「経済大国」としての役割を担うよう求めた。これに対し、李氏は「『最大の発展途上国』として責任を担う」と応じ、世界貿易機関(WTO)改革への姿勢をめぐっては、両者間で温度差も浮き彫りとなった。

 【時事通信社】

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