トルコ クルド人勢力攻撃の波紋、「イスラム国」再台頭の懸念も

JNN/TBS

10月11日(金)1時25分

 トルコが、長年敵視してきたクルド人勢力の排除にむけた攻撃を始めました。この影響で過激派組織「イスラム国」が再び台頭する可能性が取りざたされています。

 9日、シリア北東部への攻撃を開始したトルコ軍。攻撃対象はクルド人主体の「シリア民主軍」で、これまで民間人5人を含む少なくとも8人が死亡しました。

 トルコは、分離独立を求めて国内で武装闘争を続ける「クルド労働者党」と「シリア民主軍」を同一と見なし、排除を目指しているのです。ところが、「シリア民主軍」は過激派組織「イスラム国」からも攻撃されているのです。

 そもそも「シリア民主軍」は、「イスラム国」の掃討作戦でアメリカに協力してきました。しかし、アメリカはトルコの作戦を黙認し、現地の兵士を撤収。そして、トルコの攻撃が始まったことで、「シリア民主軍」はそちらに兵力を割かざるを得ず、「イスラム国」との戦闘は中止を余儀なくされました。これに乗じて「イスラム国」が反転攻勢に出ているのです。この事態にこの人は・・・

Q.事態がエスカレートし、エルドアン大統領がクルド人を全滅しようとすることを心配しているか?
 「もしそんなことが起これば、私はトルコの経済を全滅させる」(アメリカ トランプ大統領)

 米軍の撤退をめぐっては、「シリア民主軍」はもとより、与党・共和党からも“裏切り行為”との批判が強まっています。ただ、トランプ氏は撤退の方針を改めて表明していることから、「イスラム国」が再び台頭する可能性も指摘され、混乱は広がりそうです。(10日16:18) JNN/TBS

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