春樹ファン、落胆=ノーベル賞「来年こそは」

時事通信社

10月10日(木)22時01分

村上春樹さんがノーベル文学賞の受賞を逃し、落胆する人たち=10日午後、東京・新宿の紀伊国屋書店
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村上春樹さんがノーベル文学賞の受賞を逃し、落胆する人たち=10日午後、東京・新宿の紀伊国屋書店
 ノーベル文学賞受賞への期待が高まっていた村上春樹さんのファンらは10日、受賞を逃し落胆の表情を浮かべたが、「来年こそは」と期待を寄せた。

 村上さんの作品に登場する神戸市のピザ店「ピノッキオ」では、ファンらが発表の瞬間を待った。吉報は届かず、札幌市の自営業真野修三さん(60)は「今年は2年分で期待が大きかった。落胆しているが、来年もここで見守りたい」と前を向いた。オーナーの山中崇裕さん(64)は「来年は間違いないと思う」と期待を込めた。

 村上さんが通った兵庫県西宮市立香櫨園小学校では同級生らが発表を見守った。6年で同級だった頭井治男さんは「来年に期待したい。毎年、こうして発表を見守ることが(同級生の)励みになっている」と語った。

 県立神戸高校(神戸市)にも在校生らが集まった。村上さんと同じ新聞委員会に所属する2年の小武内理世さん(17)は「今年は期待していたが残念。文章で人を魅了する村上さんの作品を今後も読んでいきたい」と話した。

 東京・新宿の紀伊国屋書店では、発表の中継をファンらが見守った。作品を全て読んだという世田谷区の会社員前田匠さん(47)は「待っているうちに本当に受賞するような気持ちになったが…」と肩を落とした。息子の大学1年隼人さん(19)は「来年こそは」と語った。

 【時事通信社】

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