学友の死に怒り爆発=所属大、卒業式中止に―香港

時事通信社

11月8日(金)20時29分

8日、香港科技大で開かれた死亡大学生の追悼集会
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8日、香港科技大で開かれた死亡大学生の追悼集会
 【香港時事】死亡した周梓楽さんが通っていた香港科技大では8日、学生らが、学友の死への怒りを爆発させた。同大ではこの日、学部ごとの卒業式が行われていたが、香港メディアによると、一部学生らが学長室やカフェテリアなどを破壊し、午後の式典や授業は全て中止された。

 校内では午前と午後に追悼集会が開かれ、黙とうがささげられた。午後にはろうそくを持った多くの学生らが「永遠に私たちの心の中に」と書かれた献花場所に、白い花を手向け、早過ぎる死を悼んだ。

 午後の卒業式に参加する予定だった男子学生(22)は「式の中止は残念だが、そうすべきだった。『香港をより良くしたい』という同じ夢を持っていた周さんは、家族も同然だから」と話した。周さんの死亡の経緯について、大学は警察にさらなる説明を要求すべきだとも訴えた。

 周さん死亡のニュースを聞いて思わず大学を訪れたという卒業生の男性会社員(26)は、時折言葉を詰まらせながら「言葉にならない。われわれは彼のために香港に正義をもたらさなければならない」と声を絞り出し、涙を流した。

 折り紙で鶴を折っていた女子学生(21)は「警察が許せない」と、鋭いまなざしで吐き捨てるように語った。

 【時事通信社】

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