張本、ストレート負けも収穫=東京五輪へ意味ある3位―卓球W杯団体戦

時事通信社

11月9日(土)21時11分

男子準決勝中国戦の第2試合シングルス、張本智和のバックハンド=9日、東京体育館
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男子準決勝中国戦の第2試合シングルス、張本智和のバックハンド=9日、東京体育館
 中国との準決勝第2試合で張本は世界ランキング1位の樊振東とのエース対決でストレート負けしたが、随所で良さもあった。バックハンドの打ち合いを制しただけでなく、弱点とされていたフォアハンドでもコーナーへ強烈に打ち込んだ。

 台上プレーの精度の差、簡単なミスでの失点が響いたが、「これまでは大事なところでフォアに打たれて負けることが多かった。きょうは簡単にフォアに打ってはいけないことを(相手に)イメージさせることができた」と振り返った。

 東京五輪の団体戦で日本は第2試合のシングルスを戦うエースがカギになる。競技順でダブルスが最初に変更されたが、日本は現状で強豪国に対抗できるペアがない。流れを変える第2試合の比重は大きい。

 今大会は1次リーグのオーストリア戦、準々決勝のドイツ戦でダブルスを落としたが、張本がシングルスでそれぞれ2勝を挙げ、チームを勝利に導いた。「今までは年齢が一番下で引っ張れるか不安があったけど、今回で自分が引っ張っていこうとなれた」。中国だけでなく韓国なども強敵で五輪でのメダルは簡単ではない。だが、本番と同じ会場の前哨戦で張本にエースの自覚が芽生えたのは収穫だ。

 【時事通信社】

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