トルコ内相、「イスラム国」外国人戦闘員を本国送還の方針

JNN/TBS

11月10日(日)8時21分

 トルコの内務省は、拘束している過激派組織「イスラム国」の外国人戦闘員らを11日から出身国に送り返す方針を明らかにしました。

 トルコのアナトリア通信によりますと、ソイル内相は8日、首都・アンカラで演説し、ヨーロッパ各国が過激派組織「イスラム国」の戦闘員らの市民権をはく奪し、身柄の引き取りを拒否していると批判。そのうえで、「今月11日から拘束している『イスラム国』のテロリストらを出身地のヨーロッパ各国に送還するつもりだ」と述べました。具体的な方法については明らかにしていません。

 トルコのエルドアン大統領は1149人の「イスラム国」戦闘員らを拘束していると発表していて、外国人も多く含まれているとみられています。

 トルコは先月、クルド人勢力の排除を目的としたシリア国境での軍事作戦を展開。クルド人勢力は、これまで前面に立ってきた「イスラム国」掃討作戦から兵力の分散を余儀なくされ、多くの「イスラム国」関係者が収容施設から逃走したとトルコを批判していました。

 一方、ソイル内相は今回の演説で、逃走した「イスラム国」関係者について、クルド人勢力が意図的に解放し、のちにトルコ軍が拘束したと主張しました。

 今回の発表は、外国人戦闘員の引き取りを拒むヨーロッパ諸国をけん制すると同時に、クルド人勢力に対して展開した軍事作戦について、多くの「イスラム国」戦闘員の拘束につながったとアピールすることで、改めてその正当性を主張する狙いもあるものとみられます。(09日23:01) JNN/TBS

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