連日デモ、警察への憎悪強まる=「不測の事態」に恐怖も―香港

時事通信社

11月12日(火)21時00分

12日、香港島中心部中環で、れんがや傘でバリケードを作り、警官隊の到着に備えるデモ隊
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12日、香港島中心部中環で、れんがや傘でバリケードを作り、警官隊の到着に備えるデモ隊
 【香港時事】中国政府の意をくんで香港当局が反政府デモに強硬姿勢を強める中、現場で強制排除に当たる警察への憎悪が強まっている。催涙弾や拳銃で武装する警察に対し、デモ隊は「暴力は許さない」と火炎瓶や投石などで抵抗。過激化する抗議活動に対して、ある警官は「不測の事態が怖い」と胸の内を明かした。

 週末から続くデモが各地で展開された12日、香港島の政府庁舎近くで警備に当たっていた中年の男性警官は、施設の破壊や放火など暴徒化するデモ行為は主に若者が行っていると指摘し、「若者の視野が狭まっている。次は何が起こるのか怖い」と不安を吐露した。この警官は中国生まれ、香港育ちで「香港は本来愛らしい人々の街」と思っている。貧困家庭に育ったため大学は行かずに警察官になったといい、「身の危険があっても、任務を遂行するだけ」との決意を語った。

 【時事通信社】

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