中国、サッカー中継中止“弾圧批判”原因か

JNN/TBS

12月16日(月)23時58分

 中国の国営テレビは、16日未明に予定されていたイギリスサッカーの、ある試合の中継を中止しました。主力選手の1人が中国政府によるウイグル族弾圧をツイートで批判していました。

 サッカーの元ドイツ代表でイギリスの「アーセナル」に所属するエジル選手は、13日、SNSで「兄弟たちが強制収容所に送られている」などと、中国政府のウイグル族弾圧を批判しました。トルコ系のイスラム教徒であるエジル選手の投稿が中国で反発を呼ぶなか、国営の中央テレビ=CCTVは16日未明に予定されていたアーセナルの試合の中継を中止し、別の試合に差し替えました。

 変更の理由は明らかにされていませんが、共産党系の国際紙「環球時報」は「エジル氏の誤った投稿がファンや中国サッカー協会を失望させた後の決定」と報じています。

 「彼(エジル選手)は偽のニュースに目を隠され、事実ではない話に判断が影響されたようだ」(中国外務省 耿爽報道官)

 また、中国外務省の耿爽報道官はこのように述べ、エジル選手の主張を否定しました。その上で、報道官は、「中国政府はウイグル族の宗教と信仰の自由を保護していて、政治は安定し市民は生活と仕事を楽しんでいる」と強調。「機会があればエジル選手が新疆に行くことを歓迎する」と述べました。(16日19:48) JNN/TBS

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