中東緊張緩和へ協力=安倍首相、オマーン国王代理と会談

時事通信社

1月14日(火)20時27分

 【マスカット時事】中東歴訪中の安倍晋三首相は14日午前(日本時間同日午後)、オマーンの首都マスカットに入り、アスアド国王代理と会談した。オマーンは全方位外交を展開し、イランとも良好な関係を保つ。両氏は中東の緊張緩和に向け、協力していくことで一致した。

 首相は「事態のさらなるエスカレーションを避けるべく、日本として引き続き粘り強い外交努力を行っていく」と強調。国王代理は「緊張緩和に向けた日本の外交努力を評価する」と語った。

 海上自衛隊の中東派遣についても、首相は日本関係船舶の安全確保が目的であることを説明した。国王代理は「日本の取り組みを高く評価し、協力したい」と応じた。日本政府は海自護衛艦の補給拠点としてオマーンを検討している。

 オマーンはペルシャ湾の入り口に位置し、地政学的に重要。また、中国の経済圏構想「一帯一路」に賛同している。これを踏まえ、首相は「経済や安全保障を含む幅広い分野で両国間の協力を一層深化させたい」と表明した。

 これに先立ち、首相はカブース・ビン・サイド前国王の死去を受け、ハイサム・ビン・タリク・サイド国王をアラム宮殿に訪ね、弔意を伝えた。国王は「心温まる追悼のメッセージに感謝したい」と語った。

 【時事通信社】

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