野党指導者、反逆罪で初公判=「政治裁判」と人権団体―カンボジア

時事通信社

1月15日(水)15時53分

15日、プノンペンの自宅を出る際、記者団と会話するカンボジアの旧最大野党指導者ケム・ソカ氏(AFP時事)
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15日、プノンペンの自宅を出る際、記者団と会話するカンボジアの旧最大野党指導者ケム・ソカ氏(AFP時事)
 【バンコク時事】カンボジアの野党指導者で、国家反逆罪に問われたケム・ソカ氏(66)の初公判が15日、プノンペンの裁判所で開かれた。国際社会や人権団体がフン・セン政権による野党弾圧との懸念を深める中、起訴から2年4カ月を経て裁判が始まった。

 ケム・ソカ氏は初公判に当たって声明を出し、「国益を損なう行為は一切していない」と起訴内容を否認した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも「疑惑はでっち上げ。政治的動機に基づく裁判だ」と非難し、無罪判決を求めた。ケム・ソカ氏は有罪の場合、禁錮30年が科される可能性がある。

 旧最大野党カンボジア救国党の党首を務めていたケム・ソカ氏は2017年9月、外国政府と共謀して政権を打倒しようとしたとして逮捕・起訴された。18年9月に保釈され、昨年11月に自宅軟禁を解かれた後も国外渡航や政治活動は認められていない。

 【時事通信社】

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