下院権限強化へ改憲を=首相任命権、退任後の布石か―ロシア大統領

時事通信社

1月15日(水)21時50分

15日、モスクワで、年次教書演説を行うロシアのプーチン大統領(AFP時事)
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15日、モスクワで、年次教書演説を行うロシアのプーチン大統領(AFP時事)
 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領(67)は15日、モスクワで政策の基本方針を示す年次教書演説を行い、下院に首相任命権を付与するなどの憲法改正を提案した。2024年に任期切れを迎えるプーチン氏については、首相に転じて権力を維持する可能性も選択肢の一つとして取り沙汰されている。退任後を見据えて布石を打ったとの見方も出ている。

 現行の憲法下では大統領が首相を指名し、下院の権限は追認のみにとどまっていた。プーチン氏は「下院に対し、首相候補の調整だけでなく、決定を委ねることを提案する」と表明。改憲に当たっては「国民投票が必要だと考える」と語った。国民投票の実施時期については言及しなかったが、タス通信によると、ジューコフ下院第1副議長は年内実施の可能性に言及した。

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