トランプ大統領、 オープンスカイ条約離脱意向

JNN/TBS

5月22日(金)6時45分

アメリカのトランプ大統領は、互いの国の軍事施設などを上空から査察できるオープンスカイ条約から離脱すると明らかにしました。

「ロシアとは良好な関係だが、ロシアが条約を遵守しなかったので、彼らが遵守するまで我々は条約から離脱する」(アメリカ トランプ大統領)

30か国以上が批准する「オープンスカイ条約」は、互いの国の軍事施設などを上空から査察でき、攻撃計画がないことを確認する役割を果たしていますが、トランプ大統領は21日、「ロシアが条約を守っていない」として、離脱する考えを明らかにしました。アメリカとロシアをめぐっては、去年、INF=中距離核戦力全廃条約が失効していて、今回の対応で、世界的な核軍縮の動きがさらに後退する可能性もあります。

一方、ロシアのタス通信によりますと、アメリカの離脱の動きに関し、ロシア外務省のグルシコ外務次官は、「まだアメリカから正式な通告はない」としたうえで、「ヨーロッパの軍事的安全保障システムへの打撃となる」と批判しています。

また、アメリカがすでにINF=中距離核戦力全廃条約から脱退したことなどにも触れ、今回の動きは「アメリカの同盟国にもダメージを与える」と警告してます。(22日04:54) JNN/TBS

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