仏経済財務相「ルノーは消滅する可能性ある」

JNN/TBS
2020年5月23日 (土) 16:26

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で販売不振に拍車がかかっているフランスの自動車大手=ルノーについて、筆頭株主であるフランス政府の経済閣僚が「支援が早期に得られなければ、ルノーは消滅する可能性がある」と述べました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で販売不振に拍車がかかっているフランスの自動車大手=ルノーについて、筆頭株主であるフランス政府の経済閣僚が「支援が早期に得られなければ、ルノーは消滅する可能性がある」と述べました。「ルノーは消滅する可能性があります。ええ、消滅する可能性がありますよ。大きな産業が失われるかもしれない。これははっきりとさせておきます」(ルメール経済財務相)これは22日、ルメール経済財務相がフランスのラジオ番組に出演し、指摘したものです。ルメール氏は「新型コロナウイルスによる経済危機に際し国民に真実を伝えなければならず、ルノーの経営状態がどれほど深刻かを隠すつもりはない」としています。ルノーは昨今続いていた販売不振に新型コロナウイルスによる影響が追い打ちをかけていて、販売台数の下落率は拡大しています。こうした事態を受けてフランス国内の4つの工場を閉鎖するとの報道も出ていて、ルメール氏は筆頭株主として危機感を訴え、雇用を守るようルノー側にプレッシャーをかけた可能性があります。フランス政府は国内の工場で新たに電気自動車を生産するよう求めていて、来週27日の記者会見で発表されるルノー・日産・三菱の3社連合の戦略プランが注目されます。(23日09:15)