過去の逮捕歴 ツイッターの投稿削除認めず、東京高裁

JNN/TBS
2020年6月29日 (月) 22:09
過去の逮捕歴 ツイッターの投稿削除認めず、東京高裁

過去の逮捕歴がツイッター上に表示され続けるのはプライバシー侵害だとして、男性がツイッター社に投稿の削除を求めた裁判の控訴審判決で、東京高裁は削除を認めず、男性側逆転敗訴を言い渡しました。

原告の男性は2012年に女湯の脱衣所に侵入したとして、建造物侵入の疑いで逮捕され、罰金刑となりました。その後、男性はツイッター上に逮捕歴の投稿が残されているのはプライバシー侵害だとして、ツイッター社に削除を求める裁判を起こしました。

29日の控訴審判決で東京高裁は、「実名を報じたネット上の記事が削除されていることや、グーグル検索では逮捕歴が表示されないことから、不利益を受ける可能性は低下している」と指摘。そのうえで、「ツイッター投稿を残すよりも、プライバシー保護の法的利益の方が優越することが明らかとは言えない」として、削除を命じた1審の判決を取り消し、男性側逆転敗訴を言い渡しました。(29日17:27)