三味線の最大手老舗メーカーが廃業へ、新型コロナなど影響

JNN/TBS
2020年6月30日 (火) 04:59

創業135年の歴史を持つ三味線の最大手のメーカーが、新型コロナウイルスの影響などを受け、今年夏に廃業することになりました。

廃業することになったのは、東京・八王子市にある三味線メーカー「東京和楽器」です。明治18年に創業したこの老舗メーカーは、現在も14人の職人が三味線作りをしていて、日本の邦楽界を支えてきました。しかし、近年、三味線の需要の低迷や消費税の増税に加え、新型コロナの感染拡大で舞台などの中止が相次いだことにより、注文が大幅に減りました。4月と5月の売り上げはゼロとなり、見通しも厳しいなか、廃業することを決めたということです。

「本当に断腸の思いですよね。こうやって135年も続いている大手のメーカーがやめなくてはいけない」(東京和楽器 大瀧勝弘代表)

当初は今月15日に廃業を予定していましたが、追加の注文が入ったことなどから、8月15日までは続けるということです。(29日20:02)