韓国要請のWTOパネル 日本は設置拒否、輸出規制強化めぐり

JNN/TBS
2020年6月30日 (火) 10:14

日本の半導体材料に対する輸出規制強化は不当だとして、韓国がWTO(世界貿易機関)に要請していた紛争処理小委員会、いわゆる「パネル」の設置について、日本は拒否しました。

半導体材料の輸出管理をめぐって、日本と韓国は2国間での協議を続けてきましたが、今月に入り、韓国がWTOへの提訴手続きを再開し、裁判の1審にあたる「パネル」の設置を要請していました。

在ジュネーブ通商当局者によりますと、29日に行われた紛争処理機関での会合で、日本は、「対話による解決に向けて努力を続けてきただけに、韓国の要請には失望した」としたうえで、「輸出管理は軍事転用を防ぐためで、政治的な動機による輸出規制ではない」と改めて主張し、パネルの設置を拒否しました。今後は、韓国側が特別会合の開催を要求しない限り、7月29日の定例会合で再度、韓国から設置が要請されれば、ほぼ自動的にパネルが設置されることになります。(30日05:44)