米最高裁が州法を無効と判断、人工中絶大幅規制のルイジアナ州

JNN/TBS
2020年6月30日 (火) 10:23

アメリカの連邦最高裁判所は29日、人工妊娠中絶を大幅に規制する南部ルイジアナ州の法律を無効とする判断を下しました。

ルイジアナ州の法律では、中絶手術を行う医師に対し、手術で問題が起きた場合、患者を引き受けてもらう協定を近隣の病院と結ぶことを義務付けていますが、拒否する病院が多く、人工妊娠中絶を大幅に規制する内容となっています。

連邦最高裁判所は29日、ルイジアナ州の法律が「人工妊娠中絶の利用に重い負担をかけている」として、無効とする判断を下しました。人工妊娠中絶をめぐっては、1973年の最高裁判決で合憲とされましたが、その後も中絶の是非をめぐって、国民世論は二分しています。

一方、トランプ大統領は中絶に反対の立場で、ホワイトハウスは今回の判断について、「残念な判断で、最高裁は母親の健康と胎児の命の両方を軽視した」と批判する声明を発表しました。(30日06:47)