仏元首相、妻を議員秘書として雇用し公金横領で禁錮5年の有罪判決

JNN/TBS
2020年6月30日 (火) 17:48

妻を議員秘書として雇用し給与を不正に受給したとして公金横領などの罪に問われたフランスの元首相、フランソワ・フィヨン被告に対し、裁判所は実刑2年を含む禁錮5年の有罪判決を言い渡しました。

フィヨン元首相は、1998年から2013年までの間に議員秘書としての勤務実態が無いにもかかわらず、給与として妻に60万ユーロ、日本円でおよそ7250万円を不正に受給させた罪に問われています。

地元メディアによりますと、29日、判決でパリの裁判所の裁判長はフィヨン被告に対し、「誠実さも模範を示す姿勢も欠けていた」と指摘し、実刑2年を含む禁錮5年、罰金37万5000ユーロ、日本円でおよそ4500万円の判決を言い渡しました。妻ペネロプ被告にも執行猶予付き禁錮3年と罰金の有罪判決が言い渡されましたが、弁護側は控訴する方針です。

フィヨン被告は2007年から5年間、サルコジ政権時代に首相を務め、2017年のマクロン大統領が勝利した大統領選挙では有力候補の1人でしたが、この事件の発覚などが原因で敗退していました。(30日12:35)