米専門家「一日の新規感染10万人の可能性も」

JNN/TBS
2020年7月1日 (水) 10:36

アメリカの国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、30日、議会の公聴会で証言し、国内の新型コロナウイルスの感染状況について「間違った方向に進んでいる」とし、一日あたりの新規感染者の数が10万人に達する可能性を指摘しました。

「私はとても懸念している。現状に満足していない、間違った方向に進んでいるからだ。現在、一日あたり、4万人以上の新規感染者が出ている。事態が好転せず、一日あたりの新規感染者が10万人に達しても、私は驚かない。非常に懸念している」(国立アレルギー感染症研究所 ファウチ所長)

ファウチ氏は30日、議会上院の公聴会でこう述べたほか、南部や西部の州を中心に感染者が急増していることについて、「経済活動の再開があまりに早く、いくつかのチェックポイントを見落とした可能性がある」と指摘しました。さらに、「感染して症状が出なくても、他の人に感染させてしまう。やがて、高齢者や病気を持った人が感染し死亡する」と述べ、ウイルスの封じ込めには社会全体の協力が必要だと改めて警鐘を鳴らしました。(01日10:14)