仏で医療従事者が大規模デモ「第2波の前に医療環境の改善を」

JNN/TBS
2020年7月1日 (水) 09:56

フランスで新型コロナウイルスに対応する医療従事者らが大規模なデモを行い、政府に対し待遇の改善などを訴えました。

30日、フランスの複数の都市で医療従事者によるデモが行われ、パリでは、およそ1900人が参加しました。フランスでは新型コロナウイルスの感染拡大で一時、医療態勢がひっ迫し、マスクなど防護具が不足する劣悪な環境の中で医師や看護師らが治療にあたりました。

マクロン大統領は、ウイルスとの戦いに勝利したと宣言しましたが、フランス保健省によりますと、これまでにおよそ2万6000人の医療従事者が新型コロナウイルスに感染し、このうち16人が死亡したということです。デモ参加者らは、「政府は第2波が起きる前に医療環境を改善すべきだ」と訴えました。

「コロナ危機も私たちの苦境も続いています」(看護師)
「病院には予算・道具・人が必要なのです」(看護師)

フランス政府は、医療従事者らの収入を上げるため60億ユーロ、日本円で7200億円分の予算を組む方針を示していますが、組合側はこれまでも低賃金と人員不足に不満を表明していて、話し合いは難航が予想されます。(01日09:33)