日銀短観 リーマン以来の低水準

JNN/TBS
2020年7月1日 (水) 12:41

新型コロナウイルスの経済への打撃の大きさが鮮明となりました。企業の景気に対する見方を示す6月の日銀短観は、「大企業の製造業」でリーマンショック以来の低い水準となりました。

日銀が発表した6月の短観は、「大企業・製造業」の景況感を示す指数が、「マイナス34」となり、前回の調査から26ポイント悪化しました。6期連続の悪化で、リーマンショック後の2009年6月の調査以来、11年ぶりの低い水準です。

新型コロナウイルスの影響で自動車や鉄鋼などを中心に輸出や生産が停滞し、景気の見方が急速に悪化しました。また、「中小企業・製造業」の指数はさらに落ち込み幅が大きく深刻な状況です。

一方、非製造業でも緊急事態宣言に伴う外出自粛により、宿泊や飲食といった幅広い業種で景況感が大きく落ち込みました。悪化の幅はリーマンショック時を超えて過去最大です。

3か月後の先行きについての指数も製造業、非製造業ともに低い水準となっていて、今後、さらに雇用環境が悪化する懸念が高まっています。(01日10:53)