解散“秋はもうない?”、菅長官発言で憶測

JNN/TBS
2020年7月31日 (金) 18:59

衆議院の解散総選挙をめぐって30日、安倍総理と自民党の岸田政調会長が意見交換するなど、大きな動きがありました。永田町では、早期解散はなくなったのではとの憶測も出ています。

30日夜、東京都内のホテルに姿を現した安倍総理と自民党の岸田政調会長。岸田氏の呼びかけで行われた2人きりでの会談は、およそ2時間に及びました。この中では、衆議院の解散について意見が交わされたといいます。

ちょうど30日は、政権ナンバー2の菅官房長官からも解散をめぐる異例の発言が飛び出し、波紋が広がりました。
「総理の専権事項ですから、私から申し上げるべきではないと思いますが、今このコロナ問題、このような状況の中では(解散総選挙は)なかなか難しいのではないか」(菅義偉官房長官 TBS「国会トークフロントライン」)

このため、与党内では、安倍総理は30日、岸田氏に対し早期の解散を見送る考えを伝えたのではないかとの見方が広がっています。

一方、会談では、9月に予想される内閣改造・党役員人事についても話題に上ったといいます。

ある政権幹部は・・・。
「解散がないとすれば、内閣改造と役員人事。これはよほど思い切った内容にしないといけない。政権浮揚の材料がもうないだろう」(政権幹部)

改造人事で最大の焦点と見られているのが、自民党の実質的ナンバー2である幹事長ポストです。岸田氏にポスト安倍としての期待を寄せる安倍総理は、岸田氏を幹事長に就ける動きも見せてきましたが、党の実力者である二階幹事長は続投に意欲を示しています。

「政局観・政治観、そうしたものがずばぬけていると思っています。総理自身も二階幹事長には党をとりまとめていただいて大変感謝しています」(菅義偉官房長官 TBS「国会トークフロントライン」)

二階氏のことを意識してか30日、岸田氏は安倍総理だけでなく二階氏とも会談するなど、会合を“はしご”しました。この夏、「幹事長ポスト」をめぐる、有力者たちの動きが活発化しそうです。(31日15:45)