世界初、失明のおそれある患者にiPS細胞使い網膜移植手術

JNN/TBS
2020年10月16日 (金) 11:53

失明のおそれがある目の難病の患者にiPS細胞から作った網膜の細胞を移植する世界初の手術を、神戸市の病院が実施したことがわかりました。

手術を実施したのは神戸市立神戸アイセンター病院です。手術は、健康な人から作ったiPS細胞を使い、視細胞のもとになる細胞に変化させ、直径1ミリ、厚さ0.2ミリのシートを作製します。そのシートを「網膜色素変性症」の患者の網膜に移植するというものです。視細胞のもとになる細胞の移植は世界で初めてです。

「網膜色素変性症」は、視野が次第に狭まり失明することもある病気で、国内に3万人前後の患者がいるとされています。いまのところ根本的な治療法はないため、今回の手術で安全性が確認できれば、将来の治療法確立に向けた第一歩となります。(16日10:48)