G20、首脳宣言を採択し閉幕

JNN/TBS
2020年11月23日 (月) 05:38

初のオンライン形式で行われたG20=主要20か国首脳会議は、新型コロナウイルスワクチンの普及や途上国の債務返済に関する基本方針などを盛り込んだ首脳宣言を採択し、閉幕しました。

議長国サウジアラビアのサルマン国王は閉幕宣言で「新型コロナにより多くの命が失われ、世界経済は前例のない事態に見舞われた」と述べました。

採択された首脳宣言では、適切な治療やワクチンを全ての人が安価かつ公平に利用できる環境整備の必要性を強調。また、途上国の債務返済を来年半ばまで猶予するとしたうえで、債務削減について検討を始める方針が盛り込まれました。脆弱な医療体制により多くの被害がでている途上国への支援は急務で、G20が利害対立を乗り越え協調できるかが今後の焦点です。

一方、アメリカのトランプ大統領は会議の関連イベントで、気候変動対策の国際的な枠組みであるパリ協定について「環境を救うためではなく、アメリカ経済を殺すために設計された」と主張。協定から離脱した判断の正しさを訴えました。(23日05:21)