京都大学病院、世界初 新型コロナ患者に生体肺移植

JNN/TBS
2021年4月8日 (木) 13:57

京都大学医学部附属病院は、新型コロナに感染し肺がほとんど機能しなくなった患者に対し親族の肺の一部を提供する生体移植手術を世界で初めて実施したと発表しました。

京大病院によりますと、患者は関西在住の女性で去年末に新型コロナに感染し、肺炎の後遺症で両方の肺がほとんど機能しない状態になりました。女性は今月、人工心肺装置・エクモをつけたまま京大病院に入院。7日、夫と息子から肺の一部の提供を受け、およそ11時間に及ぶ移植手術を受けました。

女性は現在、集中治療室に入っていますが、順調にいけば2か月で退院でき、社会復帰も見込めるということです。新型コロナに感染した患者に対する脳死ドナーからの肺移植は欧米などで実施されていますが、生体肺移植は世界で初めてだということです。(08日12:32)