ワクチンなしで闘う医師ら 1週間で患者が2倍に増加

JNN/TBS
2021年5月4日 (火) 19:17

ゴールデンウイーク6日目の4日も、行楽地は多くの人で、あふれていました。こうした中、JR東京駅にある発熱外来をもつクリニックには、連休で開いている病院が少ないこともあり、多くの患者が来ていました。

「こちら、軽井沢の商店街は、今日も多くの人で賑わっています」(記者)

通りの先が見通せないほどの人。ゴールデンウイーク6日目の4日も、行楽地は多くの人で、あふれていました。神奈川県のキャンプ場にも、たくさんの人が。

「ずっとコロナの間、キャンプできなくて、デイキャンプだけでもと思って来ました」(利用客)
「あまり人混みに行くのもちょっといやだなと思っていたので」(利用客)

こうした中、JR東京駅にある発熱外来をもつクリニックには、連休で開いている病院が少ないこともあり、多くの患者が来ていました。新たな患者がくるたびに、新しい防護服に着替える看護師たち。

Q.防護服を着る機会は増えましたか?
「最近、増えましたね。今日だけだとたぶん、10回くらいかもしれないですね。自分も、もしもらったらどうしようかなと思いますね」(看護師)

こちらのクリニックでは、医師を感染から守るためにも、オンラインでの診察も行っています。

「きのうは熱があったということですね。きのうのいつ頃から症状がございましたか?」(医師)
「3、4日前。のどの痛みと頭痛みたいな感じ」(30代患者)

発熱を訴えるこうした患者は、この日(4日)だけでもすでに15人来ました。この1週間で発熱外来に来た患者は、およそ2倍に増加。中でも若い人が目立つといいます。

Q.ここまで急激に増えている状況は予想していた?
「そこまでは予想していませんでした。変異株の重症化の早さっていうのは、発熱外来をやっている分には、なかなか難しいところなんですけど、ここまで増えてくる予想は正直していませんでした」(東京ビジネスクリニックグランスタ丸の内 吉川裕章院長)

しかし、このクリニックで働く人たちは、医師も看護師もまだワクチンが打てていません。

「正直なところ、まだいただいておりません。ようやく今月打つことが決まりました。個人的には早く打ちたい気持ちが高いですが、そればかりはどうしようもありませんので」(東京ビジネスクリニックグランスタ丸の内 吉川裕章院長)

東京都が4日に発表した新型コロナの感染者は609人。直近の7日間平均では前の週から13%近く増えていて、医療現場の厳しい闘いが続いています。(04日17:21)