インドで邦人女性死亡 現地の状況は インド在住日本人に聞く

JNN/TBS
2021年5月4日 (火) 20:30

新型コロナの感染拡大が止まらないインドで現地に住む日本人女性が感染し、死亡したことがわかりました。今、インドで何が起きているのか。現地に住む日本人に話を聞きました。

「コロナに対して病室がほとんど空いていない状態っていうのは、日々SNSだったりとか、地域の情報として回ってきます」(デリー近郊在住 大川淳子さん)

インドのデリー近郊で、鍼灸治療院を営む大川淳子さん。インドは、1日の新規感染者が一時40万人にのぼり、死者は7日連続で3000人を超えています。今、現地はどうなっているのでしょうか。

「かなりの周りの日本人の人は感染している方も多くてですね。大きな病院というわけではないんですが、クリニック等に皆さん行かれて、だいたい1週間~2週間、自宅療養して回復しているケースが多いです」(デリー近郊在住 大川淳子さん)

現地の日本大使館によりますと、先月30日時点で、インドにいるおよそ160人の日本人が新型コロナに感染。また、ニューデリーに住む40代の日本人女性は新型コロナに感染して死亡しました。外務省によりますと、政府が把握している限り、インドで新型コロナによる日本人の死亡が確認されたのは初めてです。

「今までそういった事例はなかったので、『まあ大丈夫でしょう』みたいな感じ、インフルエンザの酷いやつみたいな感じの雰囲気はあったのですが、やはりきのうの日本人の方のニュースは衝撃的だったので」(デリー近郊在住 大川淳子さん)

大川さんは、帰国は考えていないものの、“死が真実味を帯びてきた”としています。

医療体制がひっ迫し続けるインド。デリーのこちらの病院では、患者が廊下や外にまで並んでいます。医師が電話をかけ続けるのは、不足する酸素ボンベの確保のため。医療用酸素が貴重となった今、ようやく届いたボンベには、警察の警護がついていました。(04日17:46)