米国防長官「安全保障上の挑戦」に中国「抑え込むための下心だ」反発

JNN/TBS
2021年6月11日 (金) 06:29

アメリカのオースティン国防長官が「深刻化する挑戦」と位置づける中国をめぐって、国防総省全体で取り組みを始めるよう指示を出したことに対して、中国政府は「中国を抑え込むための下心だ」などと反発しました。

アメリカのオースティン国防長官は9日、「中国が提起している安全保障上の課題はアメリカにとって一番の深刻化する挑戦」と位置づけ、より適切に対処するため省全体で取り組みを始めるよう指示を出したということです。

「アメリカ側は中国の挑戦への対応といって、無限の覇権と絶対的安全を求め、中国を抑え込むための下心を隠し持っている」(中国外務省 汪文斌報道官)

中国外務省の汪文斌報道官は10日の記者会見で、こう述べて反発。「時代遅れの冷戦思想を捨て、アジア太平洋地域の平和と安定のために建設的な役割を果たすよう促す」とアメリカに求めました。

一方、バイデン大統領が中国の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などの国内での利用を禁止するトランプ前大統領の命令を撤回したことに対し、中国商務省の報道官は「正確な方向へ邁進する積極的な一歩だ」などと述べ、評価しました。(10日21:35)