トルコで「海の鼻水」発生 観測史上最大規模

JNN/TBS
2021年6月11日 (金) 08:39

トルコで「海の鼻水」と呼ばれるドロドロとした浮遊物が大量発生していて、海洋生物や漁業に深刻な影響が出ています。

吸い上げられる茶色い浮遊物。トルコ・イスタンブールに接するマルマラ海を広範囲に覆っています。ダイバーにまとわりつく、このドロドロとした物体は「海の鼻水」と呼ばれていて、粘液を出す藻類が異常繁殖したものです。2007年に初めて確認され、今回の発生は観測史上、最大規模のものだということです。

専門家によりますと、「海の鼻水」の厚い層が日光を遮り、魚などの海洋生物が酸素不足に陥るということで、トルコ政府は9日、除去作業を開始しました。また、大量発生の原因については、海に流れ込む下水と気候変動による水温の上昇が藻類の成長を加速したと指摘しています。(11日00:08)