歩行をサポートする最新技術、ベンチャー企業が開発

JNN/TBS
2021年6月11日 (金) 17:48

私たちの歩行をサポートしてくれる最新技術が今、ベンチャー企業によって次々と誕生しています。

こちらの装置、自動車メーカー「ホンダ」の技術者が立ち上げたベンチャー企業が発表しました。装置を靴に取り付けると視覚障害者の歩行を支援することができるといいます。早速、履いてみると・・・

「履いた感じはほとんど違和感はなく、足を上げても重さも特に感じません」(記者)

目的地はスマホで設定し装置と通信することで現在地を把握。装置が振動することで進む方向を教えてくれるということですが・・・

「いま左右に均等に振動が来ていますので、まっすぐ歩いて下さいという指示が来ています」(記者)

さらに・・・

「いま両足に強い振動が来ましたので、ここで一旦停止、そしてすぐに右側の側面だけ振動が来ましたので、右折してくださいという、そういう指示が来たことになります」(記者)

視覚障害者は白い杖や点字ブロック、周りの臭いなどから多くの情報を読み取ります。その感覚を邪魔しないように足の先や側面、かかと部分が振動することで歩行を支援します。

「人を豊かにしていきたいというのを、歩くというキーワードで突き詰めていけたら」 (Ashirase 千野歩代表)

身体に不安を抱える人たちを支えるベンチャー企業の技術は他にも・・・

都内のデイサービス施設。認知症などを予防する目的でトレーニング器具が設置されていますが、ひときわ目立つのが、こちらの車椅子。車輪を回すのは手では無く足です。わずかな足の力でペダルが回り、進んでいく仕組みです。足が不自由な人や、自力での歩行に不安がある人でも自らの足の力を使って進むことができます。

「歩くよりこっちの方が楽だね。自然に行ってくれるもん」

さらに、ペダルの動きと連動した映像を見て、室内で外出気分を味わえる機能も。

「自分の力で自分の体を動かせたんだと自分の目で確認できると、患者さんは自信を持って、諦めなくてもいいんだと」(TESS 鈴木堅之代表)

ベンチャー企業の取り組みが人々の生活を明るく照らします。(11日15:21)