「宣言」解除で“酒”どうなる? 小池知事「解除後の話はまだ・・・」

JNN/TBS
2021年6月11日 (金) 18:43

緊急事態宣言が20日に解除され、まん延防止措置への移行が検討されている東京都。酒の提供自粛を強いられてきた飲食店は・・・

「当店はお酒が出ないというところで売り上げがたたないので、お店の維持もかなり難しくなってくる」(東京野菜キッチンSCOP 星野允人店長)

「第4波」の新規感染者数は、「宣言」によって酒を提供する飲食店への休業要請に踏み切った後からようやく下がり始め、この1か月は、なんとか減少傾向を保っています。

一方で、すでに感染者が増える兆しが見えるのがお隣の神奈川県。緊急事態宣言ではなくまん延防止措置のもと、感染者数は減少してきましたが、今週に入って増える日が出ているのです。横浜市など20の市と町では東京と同様、酒を提供する店への休業要請が出ていますが、10日夜、繁華街では・・・

「20時以降もお店は営業しています。マスクをあごにかけた状態でお酒を飲んでいます」(記者)

酒を提供している店は、最近、増えてきているといいます。

「(営業している店が)増えてきたのかなという印象です。6月入ってまた再延長になってから」(街の人)

「午後10時半を回りました。酒類を提供するお店はまだ営業しています」(記者)

こうした事態を受け、神奈川県は11日、酒の提供停止などの「要請」に従っていないと見なした飲食店のうち28軒に対し、特別措置法に基づいた「命令」を出しました。「命令」した店は先月末から68軒に上りますが、自粛疲れのなか、効果は不透明です。

「意外とやっている場所が多いなとは思いました。需要と供給でそこはいいんじゃないかと」(沖縄から来た男性)

「店側は死活問題だし、我々はずっと家にいて、国民が我慢しているのに、オリンピックで騒いでいいのですかということです」(地元の男性)

“酒の自粛”への緩みに伴って、感染のリバウンドが始まったかに見える神奈川県。

一方、緊急事態宣言の期限が迫る東京では、11日・・・

「(Q.解除された場合、飲食店でお酒の提供の措置は)その前に(宣言が)解除された場合の話はまだ後にしていただきたい。今いかにして(感染の)リバウンドを抑えるかという話をしておりますので」(東京都 小池百合子知事)

宣言解除を見越して酒の提供再開を準備していた飲食店では・・・

「いつまで続くのかなって、もっと明確にしてもらいたいなってのはありますね。かなり難しいとはおもうんですけど、そこに対して希望をもって頑張っていこうってなるので」(東京野菜キッチンSCOP 星野允人店長)

感染者の下げ止まりが見える中、酒の提供は解禁できるのか・・・、政府と東京都は厳しい判断を迫られています。(11日16:50)