宣言解除の新指標「中等症患者の数」 田村厚労相「把握は難しい」

JNN/TBS
2021年9月14日 (火) 12:35

政府のコロナ分科会が緊急事態宣言の解除の指標に新たに加えた新型コロナの「中等症患者の数」について、田村厚労大臣は「実数を把握するのは難しい」との認識を示しました。

田村憲久厚労相
「実数をつかむのは本当に難しい。なぜなら日々、病態は変化していますので、日々の中等症がどれぐらいなのかというものを完全に把握しようと思うと医療機関等に負荷がかかる。本来の治療等々もやっていただいているので、リアルタイムで中等症を確認していくのは難しい」

緊急事態宣言の解除に向け、政府の分科会は先週、医療のひっ迫度合いをより重視するための新たな指標として、「中等症患者の数が減少傾向であること」を条件に加えていますが、この“中等症患者数に関する指標”については現在、「精査中」として公表されていません。

そもそも、中等症患者の人数を把握することが可能かどうかについて、田村厚労大臣はきょう午前、「完全に把握するには医療機関などに負担がかかる」として、難しいとの認識を示しました。そのうえで、データから推計できるものであれば、「緊急事態宣言」解除に向け参考にしていく考えを強調しました。(14日11:31)