石川祐希が後輩へ伝えた思い【負けから学ぶこと】

JNN/TBS
2021年9月16日 (木) 15:06

バレーボール日本代表キャプテン・石川祐希選手(25)が、自身の原点である母校・星城高校へ。メダルに届かず、準々決勝敗退に終わった東京オリンピック。敗北を経験した石川選手が後輩たちに語った「敗者のメッセージ」。全国制覇を目指す後輩たちとの交流を取材しました。

石川選手:
バレーボールに対してどれだけ本気になっているか。1球を無駄にしないとか、ボールを最後まで追いに行くとか、そのバレーボールに対する姿勢が一番重要なのかなと思っているので――

石川選手は愛知県にある母校、星城高校を訪れました。

石川選手:
(母校を訪れるのは)久しぶりですね。

記者:
今日バレー部のみんなと練習しますけど、どんなことを伝えたいですか?

石川選手:
目標を明確に持って、その目標を達成するために何が必要なのかっていうことを(後輩たちに)わかってもらえたらなと思います。

イタリアでプロ選手として活躍する石川選手。その原点は高校時代にあります。2年生から負け知らず、エースとしてチームを2年連続3冠に導きました。勝って当たり前、それが彼の原点です。

星城高校のバレー部員:
貫禄ある。かっけーな。

石川選手:
こんにちは。今日は皆さんの何か力になれたらなと思って来ているので、よろしくお願いします。

星城高校のバレー部員:
お願いします!

星城高校は過去8度の全国制覇を誇ります。しかし、7年前に石川選手が卒業してから優勝はありません。何か刺激になれば・・・そんな思いで後輩たちに指導します。

石川選手:
手首で(ボールを)パチーンて打てるようにしておいたほうがいい。
今でギリギリくらいかな。

そして最も伝えたかったのは、負け知らずだった高校時代の自分が気づけなかったことでした。

石川選手:
負けから学ぶことって、やっぱりたくさんあって。オリンピックでもいいプレーはしたけど、それでも足りなかったから何かを変えようっていうふうに今思ってるし。

リオ五輪に出られず、東京五輪ではメダルに届かなかった。悔しい思いを重ねる中で、敗北をどう受け止めるべきかを知りました。

石川選手:
僕も負けているとき、自分がダメだったから負けたなと常に思っていたし「自分が何かを変えないと、チームを変えないと」と常に意識していたから今の自分があると思っているので。
(星城高校の)みんなもインターハイで負けてしまって、そのインターハイで勝つために練習してきたと思うんだけど、それでも勝てなかったっていうことは、何か足りないことがあったと思うので。負けてるっていうことは何か原因がある。それを自分が当事者として捉えられているかっていうことが、この先成長に繋がるのかなと思います。それぞれ責任を持って練習していってほしい。

星城高校のバレー部員:
貴重なお話ができて、良い時間が過ごせたと思います。
先頭に立ってチームを導く姿勢がいいなと思いました。

石川選手:
子どもたちの楽しい雰囲気だったり、バレーに取り組む姿を見て、僕も刺激をもらったので、これからは僕自身のために目標に向かって進んでいきたいと思います。(14日16:39)