北朝鮮弾道ミサイル発射、段階的にアメリカを圧迫する狙いか

JNN/TBS
2021年9月15日 (水) 17:14

北朝鮮がきょう午後、弾道ミサイル2発を発射しました。北朝鮮はおとといにも、新型の巡航ミサイルを発射したと公表したばかりです。

日本政府によると、弾道ミサイルとみられるものは北朝鮮から2発、発射されました。いずれも日本の領域には飛来せず、EEZ=排他的経済水域の外の日本海に落下したと推定されています。

菅首相
「我が国と地域の平和と安全を脅かすものであり言語道断です。国連安保理決議にも違反しており、厳重に抗議するとともに強く非難をします」

北朝鮮 朝鮮中央テレビ・13日放送
「国防科学院は9月11日と12日、新しく開発した新型長距離巡航ミサイルの試射を成功裏に行った」

北朝鮮は「11日と12日に新型の長距離巡航ミサイルの発射実験を行った」とおととい公表したばかり。この巡航ミサイルは「1500キロ先の標的に命中した」としていて、事実であれば日本全土をほぼ射程に入れるミサイルということになります。

北朝鮮は今年1月の党大会で、「国防科学発展および兵器システム開発5か年計画」を提示していました。そして、北朝鮮をめぐっては、アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表がきょうまで日本を訪問していて、日米韓の高官協議も行われました。

専門家は、「北朝鮮はこのタイミングで5か年計画に沿う形で、まずは国連安保理決議に違反しない巡航ミサイルの発射実験を公表」、「さらに弾道ミサイルの実験を行い、段階的にアメリカへの圧迫を強めている」との見方を示しています。(15日15:29)