北朝鮮 弾道ミサイル発射 韓国SLBM実験に反発か

JNN/TBS
2021年9月15日 (水) 17:13

北朝鮮は15日午後、短距離弾道ミサイル2発を発射しました。発射の背景には、韓国軍が15日、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験を実施したこともありそうです。ソウルからの報告です。

韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は15日午後0時34分と39分ごろ、中部・平安南道(ピョンアンナムドウ)陽徳(ヤンドク)付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射しました。飛行距離はおよそ800キロで、短距離弾道ミサイルの発射は3月25日以来、およそ半年ぶりです。

この1時間後、韓国軍は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が立ち会う中、3000トン級潜水艦「島山安昌浩(トサンアンチャンホ)」からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を水中発射する実験を実施し、成功しました。さらに、開発中の次世代戦闘機に搭載されるミサイルの分離試験にも成功したということです。

韓国のミサイルをめぐっては、今年5月に「米韓ミサイル指針」が撤廃され、ミサイルの射程の制限がなくなりましたが、北朝鮮はこれに反発。弾道ミサイルの発射が韓国の実験が行われる直前だったことから、韓国にゆさぶりをかける狙いもあるものとみられます。

韓国政府は、緊急の国家安全保障会議を開き、対応を協議している模様です。(15日17:08)