ユニクロ銀座店リニューアル 「体験型」のワケとは?

JNN/TBS
2021年9月15日 (水) 17:58

ユニクロが銀座の旗艦店を刷新します。アパレル業界苦境のなか、「体験」を売りにしたこの店舗、いったいどんな狙いがあるのでしょうか。

17日のオープンに先駆けて公開されたユニクロ銀座店。

記者
「買い物で疲れたら、こちらのお店の中でオリジナルのコーヒーを楽しむことができるんです」

店内には、ユニクロ初となるオリジナルコーヒーが飲めるカフェが設置されています。

コロナ禍前は活気があった銀座ですが、今や外国人観光客は激減。さらにアパレル業界を襲っているのが、実店舗からの客離れです。ネット通販などの需要が高まり、各社はバーチャル店舗やオンライン接客を取り入れるなど対応に追われています。

そんななか行われた今回のリニューアル。センサーに近づくと、ダウンが浮き上がって軽さがわかる展示など、店のあちこちでユニクロを「体験」する作りになっています。

ユニクロ銀座店 小河雅代店長
「お店でしか体験できないサービスや情報があると思いますので、よりお客様にユニクロを知っていただく、新しいものを発信できる店にしていきたい」

実店舗での「体験」を通して商品をより知ってもらい購買に繋げるほか、「ここでしか体験できない」という「特別感」で、固定客を増やそうという狙いがあるのです。「特別感」はこんなサービスにも。

店員
「それでしたらリラックスタイプがおすすめになります」

記者
「試着することはできますか」

店員
「もちろんです」

女性インナーの売り場には専門スタッフが常駐していて、身体の悩みを相談しながら商品を選ぶこともできます。こうした「体験型」の店舗は流通業界で増えていて、中には店舗では商品を体験するだけで購入はオンラインという店も。

ユニクロが踏み切ったリニューアル。今後、企業は「実店舗の存在意義」の見直しが求められることになりそうです。(15日14:46)