空港で出産の赤ちゃんを殺害・公園に遺棄の元大学生に懲役7年求刑

JNN/TBS
2021年9月15日 (水) 22:52

空港のトイレで出産した赤ちゃんを殺害し、公園に遺棄した罪に問われた元大学生の裁判で、検察側は15日、「就職活動の邪魔になると考えて子どもの命を奪った極めて身勝手な犯行」として、懲役7年を求刑しました。

おととし11月、大学生だった北井小由里被告(23)は、空港のトイレで出産した赤ちゃんの口にトイレットペーパーを詰め、首を絞めて殺害し、港区内の公園に埋めて遺棄した罪に問われていて、初公判で起訴内容を認めました。

北井被告は犯行の翌日に空港スタッフの就職面接を受けていて、検察側は論告で、北井被告が「子どもがいると就職活動の邪魔になると考え、自分の将来を優先し、命を奪った」と指摘。「動機は自己中心的で極めて身勝手で、同情すべき点はない」として、北井被告に対し、懲役7年を求刑しました。

一方、弁護側は「被告人は妊娠を誰にも相談できないという背景があった。予定日の1か月も早く空港のトイレで出産するという、あまりに突発的な出来事で、パニックになった点を考えて欲しい」と訴え、執行猶予付きの判決を求めました。

北井被告は「本当に赤ちゃんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからは自分のしたこととしっかり向き合って生きていこうと思います」と涙を流しながら話しました。判決は24日に言い渡されます。(15日17:40)