ANA CO2削減の新事業立ち上げ

JNN/TBS
2021年10月15日 (金) 01:14

全日空は、二酸化炭素排出量を削減するため、持続可能な航空機燃料=SAFを利用した新たな事業を立ち上げると発表しました。

SAFは、廃油や藻などを原料とする燃料で、化石燃料に比べて二酸化炭素の排出量を大幅に削減できます。全日空が立ち上げる新事業は、企業が貨物輸送や社員の出張の際に追加料金を支払えばSAFを利用したとみなし、削減できた二酸化炭素の量を示す「削減証書」を発行するプログラムです。

企業は、脱炭素への取り組みとして企業活動の開示書類に盛り込むなど、PRに使うことができます。脱炭素の気運が世界的に高まるなか、SAFの需要は増えていますが、生産量がわずかで価格も高いため、全日空ではプログラムを導入することで、顧客と負担を分かち合いSAFの使用を増やしていく考えです。

全日空 平子裕志 社長
「このSAFに対しましては、具体的な取り組みが、欧米諸国で先行しておりまして、残念ながら日本は大きく立ちおくれております。航空輸送を利用する企業が協力をして、産業界全体で、SAFの認知を広め、その利用を推進し、SAFの量産普及を目指してまいります」

SAFを利用した二酸化炭素排出量の削減プログラムは、ドイツのルフトハンザ、アメリカのユナイテッドなど欧米の航空各社がすでに始めていますが、アジアで導入されるのはこれが初めてです。(14日15:21)